【夏みかんジャム】電気圧力鍋で作る|皮も実も丸ごと使い切りレシピ

夏みかんジャム(電気圧力鍋使用)

酸っぱい夏みかんの使い道に困ったら、電気圧力鍋で簡単なジャムにするのがおすすめ。ジューシーな果実はもちろん、香り豊かな皮も使えば、さわやかな風味がさらにアップ。皮の苦味は下ごしらえでしっかり抜けるので、夏みかんの栄養を手軽に丸ごと楽しめます。

このレシピは、パナソニック電気圧力鍋(NF-PC400・SR-MP300)でおいしく作れます。

レシピの詳しい手順とポイント

ここからは写真付きで詳しく解説していきます。

番号付きのシンプルなレシピは記事後半にあります。
解説は飛ばしてレシピだけ見たい方は

夏みかんの下ごしらえ(前日)

香りがとってもいい夏みかん。でも、酸っぱくて食べにくい。そんなときは、電気圧力鍋で皮ごと煮ると、とってもおいしいジャムになります!

電気圧力鍋で夏みかんジャムを作る前の下ごしらえ。丸ごとの夏みかんをまな板に置いた様子

夏みかんの皮をむく

まずは夏みかんをごしごし水洗いしたら、包丁で皮に切り込みを入れて、

夏みかんの皮に包丁で切り込みを入れている様子

皮をむきましょう。

夏みかんの皮に放射状の切り込みを入れて、むき始めたところ
夏みかんの皮をすべてむいて、実と皮を分けた状態。ジャム作りの準備段階

実と皮の重さをはかる

実をはかる

実は薄皮を剥いで、容器に入れます。

薄皮をむいて容器に入れた夏みかんの果実。ジャム作りの下ごしらえ

砂糖の量を決めたいので、重さをはかっておきましょう。

容器に入れた夏みかんの果実をキッチンスケールで量っている様子

砂糖は、実と皮を合わせた重さの40%にすると、甘すぎない仕上がりになります。重さをメモしたら、実は冷蔵庫で保存しましょう。

皮をはかる

皮の裏の白いワタは、ぜんぶ使うと苦みが強くなるので、ワタは半分を目安に残して、あとは包丁で削ぎ落します。

夏みかんの皮の内側の白い部分を包丁でそぎ落とし、半分だけ残した状態

それから、細切りにして、

白いワタを削いだ夏みかんの皮を細長く切りそろえた様子

重さをはかりましょう。

銀色のボウルに入れた夏みかんの皮をデジタルスケールで量っている様子

皮は153.5g。実は188gだったので、合計で重さは約342g。砂糖の量は全体の重さの40%にしたいので、342×0.4=約137g。この砂糖の量は、翌日に使うのでメモしておきます。

皮の苦味を抜く

3回ゆでこぼす

細切りにした皮は、3回ゆでこぼして苦味を抜きましょう。皮を普通の鍋に入れ、たっぷりの水を加えて火にかけて。

細切りにした夏みかんの皮をたっぷりの水でゆでているところ

沸とうしたら、ざるにあげ、

夏みかんジャム作りのために、ゆで上がった皮をざるにあげて水気を切っているところ

これを3回、繰り返します。

水に浸す(1日)

ゆでこぼしが終わった皮は、まだ苦味があるので、ボウルに入れて、たっぷりの水に浸します。

ゆでこぼした夏みかんの皮をボウルに入れ、たっぷりの水に浸しているところ

ときどき水を替えながら、1日間、水に浸けておくと苦味がしっかり抜けますよ。

電気圧力鍋で実と皮を煮る(加圧5分)

皮の苦味抜きが終わったら、電気圧力鍋の出番です。
電気圧力鍋に水気を切った皮と、

電気圧力鍋の内釜に細切りにした夏みかんの皮を入れたところ

実を入れて。

電気圧力鍋の内釜に夏みかんの果肉を入れているところ。皮と果肉を合わせた状態

具材から水分を引き出すために、砂糖の半量を電気圧力鍋に入れ、

電気圧力鍋の内釜に夏みかんの皮と果実が入り、その上に砂糖をのせた状態

砂糖を全体にまぶすように混ぜ合わせたら、

砂糖を加えた夏みかんの皮と果実を、電気圧力鍋の内釜で混ぜ合わせているところ

圧力調理・5分にセット。

砂糖の残りを入れて煮る(煮込み10分)

圧力ピンが下がったら、ふたを開けて、

電気圧力鍋の内釜に、煮えた夏みかんの皮と果肉が広がっているところ

残り半量の砂糖を入れます。

煮えた夏みかんの皮と果肉の上に、残りの砂糖を加えているところ

このままだと汁気が多いので、電気圧力鍋のふたを開けたまま、煮込み・10分にセット。焦げ付かないように、ときどきかき混ぜながら、

電気圧力鍋の内釜で夏みかんの皮と果実を煮込み、木べらで混ぜているところ

水分を飛ばしていきましょう。

電気圧力鍋の内釜で夏みかんを混ぜながら、水分を飛ばしているところ

ジャムは冷めると硬くなるので、水分は飛ばしすぎないように注意して。汁気がほどよく残り、つやが出てきたら、煮込みを止めてできあがりです。

スプーンですくった夏みかんジャム。とろりとした状態

自家製の夏みかんジャムは、とってもジューシーでさわやか!

電気圧力鍋で作った夏みかんジャムの完成品。ガラス容器に入った鮮やかなオレンジ色の自家製ジャム

つややかで甘酸っぱくて、フレッシュな香り!

透明のガラス容器に入った夏みかんジャムをスプーンですくっているところ

パンはもちろん、

白い皿の上に置かれたトースト2枚に、夏みかんジャムがたっぷりのっている

ヨーグルトにもぴったり。

ヨーグルトにトッピングした夏みかんジャム。電気圧力鍋で作った爽やかな食べ方アレンジ

ワッフルやホットケーキと合わせても、甘酸っぱくてとってもおいしい~!

ワッフルに添えた夏みかんジャム。電気圧力鍋で作るジャムのスイーツアレンジ

【レシピまとめ】夏みかんジャム

最後にレシピをまとめておきますね。
夏みかんは、皮の苦味をしっかり抜いてから煮ると、すっごくおいしいジャムになります。電気圧力鍋を使えば簡単なので、ぜひ一度お試しください~。

■材料
夏みかん 1個
砂糖 実と皮を合わせた重さの40%(目安:約140g)


■作り方(圧力調理・5分→煮込み・10分)※パナソニック電気圧力鍋(NF-PC400・SR-MP300)を使用。


【調理前日】
1. 夏みかんはよく洗い、皮に切り込みを入れて、皮をむく。


2. 実は薄皮を取り除き、容器に入れて冷蔵庫で保存する(実の重さをはかっておく)。


3. 皮は白いワタを半分残し、余分なワタは包丁で削いで取り除く。


4. 皮を細切りにする(皮の重さをはかっておく)。


5. 皮を普通の鍋で3回ゆでこぼし、1日間たっぷりの水に浸し、ときどき水を替える。


【調理当日】
6. 電気圧力鍋に水気を切った皮と、実を入れる。


7. 電気圧力鍋に砂糖の半量を入れ、全体に砂糖をまぶすように混ぜ合わせる。


8. 圧力調理・5分にセットする。


9. 圧力ピンが下がったら、電気圧力鍋に砂糖の残り半量を加える。


10. 電気圧力鍋のふたを開けたまま、煮込み・10分にセットする。


11. 焦げ付かないようにときどきかき混ぜ、汁気がほどよい量になったら、煮込みを止める。


※煮込み時間(10分)は目安です。足りない場合は追加してください。

このレシピは、パナソニック電気圧力鍋(NF-PC400・SR-MP300)でおいしく作れます。

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