けんちん汁は電気圧力鍋で作ると味しみ。とってもおいしくできるけど、具材の種類が多いとなかなか作る機会がありません。そこで、具材の種類を減らしたお手軽けんちん汁。具材5つでも圧力調理でだしが出て、うまみたっぷりに仕上がりますよ。
このレシピはパナソニック電気圧力鍋の新製品(NF-PC400)でおいしく作れます。
具材を切る
ごぼう、こんにゃくは常備してないから使わない。木綿豆腐もないから、絹豆腐で代用。というわけで、けんちん汁の具材は大根、人参、しいたけ、油揚げ、絹豆腐の5つです。
大根と人参は乱切りにする
大根は皮をむいて一口大の乱切りにしましょう。乱切りにすると、いちょう切りよりも食べ応えが出る感じです。
人参も皮をむいたら一口大の乱切りにします。
しいたけは薄切りに、軸は千切りにする
しいたけは石づきを切り落としたら、傘と軸に切り分けて。傘は薄切りに、軸は千切りにします。
しいたけの軸はだしがたくさん出るので、捨てずに使うのがおすすめですよ。
油揚げは短冊切りにする
油揚げは熱湯でさっと油抜きをして、食べやすい長さで短冊切りにしましょう。
具材を炒める
具材を切ったら、炒めていきます。
ごま油を熱したフライパンに、絹豆腐以外の具材を入れて炒め、
ごま油が全体にまわったら、絹豆腐を一口大よりやや大きめにちぎって加えて、
絹豆腐が崩れないように、フライパンをゆすりながらやさしく炒めて。
ごま油が全体にまわったら火を止めましょう。
電気圧力鍋に具材と乾燥昆布を入れる
炒めた具材は電気圧力鍋に入れ、
乾燥昆布もちょこんとのせて。乾燥昆布を入れておくと、うまみがぐぐっと濃くなりますよ。
煮汁を注いで圧力調理・1分
具材の次は煮汁です。だし汁と醤油を混ぜ合わせた煮汁を
ひたひたになるまで注いだら、
圧力調理・1分にセット。
圧力ピンが下がると味しみ!
圧力ピンが下がったら、ふたを開けましょう。
昆布はやわかく仕上がっていれば、取り除かずに取り出して、
食べやすいように細切りにして戻します。
それから塩を少々加えて、味を調えたら完成です。
電気圧力鍋で味しみしみ。具材5つのけんちん汁。
圧力調理のおかげで、具材を減らしたとは思えないだしの濃さ。野菜はもちろん、絹豆腐にも味がしみ込んでいておいしいです。
【レシピ】具材5つのけんちん汁
それでは最後にレシピを記しておきますね。
具材の種類を減らしても、電気圧力鍋で作るとだしたっぷり。豆腐は絹豆腐を使っていますが、木綿豆腐でも大丈夫です。ぜひ一度お試しください~。
■材料(4人分)
大根 8cm
人参(中)1本
しいたけ(中)4個
油揚げ 1枚
絹豆腐 300g(150g×2)
ごま油 小さじ1
乾燥昆布 5cm
★だし汁 3カップ
★醤油 大さじ3
塩 適量(目安:小さじ1/3~1/2)
■作り方(圧力調理・1分)※パナソニック製の電気圧力鍋(NF-PC400)を使用。
1. 大根と人参は皮をむき、一口大の乱切りにする。
2. しいたけは石づきを切り落とし、傘は薄切りに、軸は千切りにする。
3. 油揚げは熱湯をかけて油抜きをし、短冊切りにする。
4. フライパンにごま油を熱して、1、2、3を炒め、ごま油を全体になじませる。
5. 絹豆腐を一口大よりやや大きめにちぎって加え、やさしく炒める。
6. 電気圧力鍋に炒めた具材を入れ、乾燥昆布をのせる。
7. 電気圧力鍋に★の材料を混ぜ合わせて加え、圧力調理・1分にセットする。
8. 圧力ピンが下がったら昆布を取り出し、やわらかければ細切りにして電気圧力鍋に戻す。(硬ければ取り除く)。
9. 塩で味をととのえる。
【アクを取りたい場合】
圧力調理ではアクがすくえないため、雑味が気になる場合があります。その際は、できあがった後に煮込みモードで加熱し、アクをすくうと良いです。(パナソニック製の電気圧力鍋NF-PC400はふたを開けて煮込みモードを使うと火力が弱いため、普通の鍋に移して煮込むのがおすすめ。)
※パナソニック製の電気圧力鍋の圧力は70kPa(1.7気圧)で一般的な強さですが、圧力が異なる製品や他製品をお使いの場合は、加圧時間の調整が必要かもしれません。
※加圧時の味しみ加減は電気圧力鍋によって異なります。味のしみ込みが悪い場合は、降圧後に煮込むと味がしみます。
このレシピはパナソニック電気圧力鍋の新製品(NF-PC400)でおいしく作れます。
【電気圧力鍋でヘルシーごはん】
このブログでは、パナソニック電気圧力鍋を使ったレシピを研究・公開しています。加圧時間早見表も随時更新中。ぜひぜひのぞいてみてください!