パナソニック製の電気圧力鍋NF-PC400を使った、小豆粥の作り方をご紹介します。旧製品(SR-MP300)は圧力調理でおかゆが炊けますが、新製品は煮込みモードで炊くのがポイント。旧製品と同じく、ふわふわで小豆もやわらかく仕上がりますよ。
このレシピはパナソニック電気圧力鍋の新製品(NF-PC400)でおいしく作れます。
パナソニックの電気圧力鍋(NF-PC400)でおかゆを炊くときの注意点
パナソニックの電気圧力鍋は2023年にモデルチェンジし、新製品(NF-PC400)では、ふたの構造が変わりました。また、圧力制御の精度も向上したようです。
そのためか、旧製品(SR-MP300)と同じように圧力調理でおかゆを炊くと、蒸気筒から断続的に吹きこぼれが起こって危険です。下の写真は、圧力調理でおかゆを炊いたNG例…。
付属レシピを見ると、新製品(NF-PC400)では、おかゆはごく少量でない限り、煮込みモードで炊くのが正しい使い方のようです。煮込みモードでも30分ほどで圧力がかかり、ふわふわやわらかに炊き上がります。パナソニック製の電気圧力鍋(NF-PC400)でおかゆを炊くときは、煮込みモードを使いましょう。
乾燥小豆はアク抜きをする
それでは、小豆粥の作り方です。乾燥小豆は水で戻さずに使います。
乾燥小豆は米1/2合に対して、25gぐらいがちょうどいい感じ。大さじではかると、だいたい2杯くらいです。
乾燥小豆は念のため、アクをゆでこぼすのがおすすめ。
普通の鍋に乾燥小豆を入れ、水を加えて強火で加熱。
沸騰したら、さし水をして、
再び沸騰したら火を止めて、ざるに上げて水気を切ります。
色の付いたゆで汁を作る
おかゆは、小豆のゆで汁を使って炊くと、色ムラのないきれいな桜色になりますよ。
普通の鍋に、ゆでこぼした小豆と水(米1/2合の場合は3と1/2カップ(700mL))を入れ、中火で15分ゆでたら、
火を止めて、塩を加えて溶かします。
褐色のゆで汁には塩味を付けておくと、小豆のおいしさが引き立ちます。
電気圧力鍋に米、小豆のゆで汁を入れる
小豆の下ごしらえが終わったら、電気圧力鍋の出番です。
おかゆを炊くときは、浸水は省いて大丈夫。無洗米の場合はそのまま釜に入れ、無洗米でない場合は米を研ぎ、水気を切ってから入れて。
小豆のゆで汁を加えましょう。
小豆を入れて煮込み・30分
さらに、小豆もざざっと入れたら、
電気圧力鍋のふたを閉めて、煮込み・30分にセット。
圧力ピンが下がったら、ふたを開ける
煮込みモードでも、ふたを閉めてしばらく加熱していると圧力が上がります。
圧力ピンが下がったのを必ず確認してから、ふたを開けましょう。
おかゆはできたてがおいしいから、さっと器に移して食卓へ。
ふわふわやわらかな小豆粥。小豆もやわらかく、うまみと甘みが引き立って、ほっこりやさしい味わいです。
【レシピ】小豆粥
それでは最後にレシピを記しておきますね。
小豆粥は電気圧力鍋で炊くと、かんたんでおいしい!
小正月だけでなく、ふだんの食卓にも大活躍です。
■材料(2人分)
乾燥小豆 大さじ2(約25g)
水 3と1/2カップ
米 1/2合
塩 小さじ1/2
■作り方(煮込み・30分)※パナソニック製の電気圧力鍋(NF-PC400)を使用。
1. 普通の鍋に乾燥小豆と水(分量外)を入れて強火にかける。
2. 沸騰したら、さし水をして、もう一度沸騰したら小豆をざるにあげる。
3. 普通の鍋に2の小豆と水を入れて、中火で15分ゆでる。
4. 3に塩を加えて溶かす。
5. 電気圧力鍋に米を入れる(無洗米の場合はそのまま入れる。無洗米でない場合は研いで水気を切って入れる)。
6. 電気圧力鍋に4のゆで汁と小豆を入れ、ふたを閉めて煮込み・30分にセットする。
7. 圧力ピンが下がったら器に移す。
このレシピはパナソニック電気圧力鍋の新製品(NF-PC400)でおいしく作れます。
パナソニックの旧製品(SR-MP300)を使った小豆粥の作り方(圧力調理で作るレシピ)はこちらです。
豆料理が楽しくなる本
「べにや長谷川商店の豆料理」という本は、電気圧力鍋で豆を煮るときの参考になります。豆料理の基本がやさしくていねいに書いてあり、豆料理のアイデアも広げてくれます。
【電気圧力鍋でヘルシーごはん】
このブログでは、パナソニック電気圧力鍋を使ったレシピを研究・公開しています。加圧時間早見表も随時更新中。ぜひぜひのぞいてみてください!